第二回講師研修会
昨年に引き続き、2016年9月17日に(一社)安全衛生マネジメント協会、及び(一財)中小建設業特別教育協会の主催で講師研修会を実施しました。講師の皆様は北海道から広島までの広範な範囲より、奇しくも昨年同様17名の参加でした。
この研修会は当協会の社会的責務に鑑み、「講習会の質の向上」「講習内容の充実」を目指して始めたもので、昨年は「教育技法」について大学の先生方をお迎えし実施させて頂きました。
今回は問題分析手法のひとつである「なぜなぜ分析」の専門家をお招きし、主に職長等への災害分析などに関する指導教育の際の、具体的な手法を学ぶことをテーマに実施しました。
本日の目的
【管理者や職場リーダークラス向けのなぜなぜ分析の基本教育(ワークショップ形式)の手法を習得する】
グループごとにテーマとなる災害事例を決め、なぜなぜ分析手法を実践する過程で、基本的な考え方や指導方法を習得していく。
担当講師
マネジメント・ダイナミクス 代表取締役 小倉 仁志 氏 |
実施日・場所
平成28年9月17日(土) 9:00~17:00 「北とぴあ」(北区王子)
午前のパートの概要
目的を確認した上で事実関係を正確につかむ
① グループ分けののちオリエンテーション及び自己紹介
② 個人別に提出された災害事例の中から一つ選び、「事象の抽出」をする
③ 原因追及の「目的を明示」する
④ 「関係者相関図」「行き先フロー図」の作成
昼食
全員で昼食を頂きながら情報交換
午後のパートの概要
事実関係を元に目的に沿った問題点についての「なぜなぜ分析」と対策の検討
⑤ 事象の発生した前提条件の整理
⑥ 無くしたい事象に対し、「なぜ」の掘り下げによる分析図の作成
⑦ 解決すべき要因の特定と改善策の検討
⑧ 「気づき」「学び」についてのまとめ
⑨ 質疑応答
研修会風景
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