試し出勤とは
うつ病や双極性障害をはじめとした精神疾患や、身体疾患などが原因で、長期間休職をした際に、急に以前の職場に以前の勤務時間で戻すと再発の危険性や、新たにうつ病にかかるリスクが増加してしまう。
そこで、休職期間明けは時短勤務にしたり、出勤日数を減らしたりしながら徐々に復職していく取り組みを、試し出勤という。
基本的には休職期間中に無給で行なっていくことを前提としている。
職場にスムーズに復帰できたり、本人の負担が少ないというメリットが挙げられる一方で、他の職員のネガティブな感情を煽ったりするのではないかというデメリットも指摘されている。
官公庁や地方自治体などでは、試し出勤が制度化されているところも少なくない。
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