乳酸とは
乳酸は、水溶性の有機化合物の一種である。
従来は、疲労物質とされており、乳酸が筋肉にたまることによって筋肉が固くなり、疲労につながっていると考えられていた。
しかし、近年の研究で、乳酸の蓄積と筋肉の疲労には因果関係がないことが分かった。
今では乳酸はエネルギー源と考えられており、乳酸を使って心臓や脳が働くことで、疲労回復を促しているという説も報告されている。
もともと、100年ほど前の実験で分かっていたことは、疲労した体には乳酸が多くたまっているということだけであったが、疲労させているのは乳酸がたまっているからという安易な仮説が立てられ、それが真実のように信じられてきたようである。
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