メンタルヘルス指針とは
心の健康に関する指針は、厚生労働省が策定した、「労働者の心の健康の保持増進のための指針」の中で言及されている。
この中で「メンタルヘルスケアに取り組んでいる事業所の割合を50%以上にする」という目標が設定されており、これが国が公に掲げるメンタルヘルス指針である。
その方法論としては、過重労働による健康障害防止対策を講じること、労働者一人一人の気づきを促すために研修・講習を行うこと、事業所内外の相談体制の整備・職場復帰対策を講ずることとされている。
これは、同省が提示する4つのケアに基づく指針であると言える。
昨今、ブラック企業やサービス残業などがメディアで取り上げられており、国のメンタルヘルス指針の徹底は、重要な課題の一つである。
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