気分変調性障害とは
気分障害の一種であり、うつ病と似たような落ち込みなどを症状として呈する。
うつ病ほど落ち込みはひどくないが、うつ病よりも長期間にわたり症状が続く点で、慢性のうつ病などと呼ばれたりもする。
その治療は、うつ病の治療と基本的には変わらないが、心理療法などが併用されるケースが多いようである。
しかし、うつ病に比べて抗鬱剤の反応が悪いケースが多く8週間にわたり最大量の抗鬱剤を投与しても改善が見られなかったとの報告もある。
心理療法では、主に認知療法が用いられ、患者の誤った信念を探し出し、それを訂正することによって、未来に対する明るい展望などを持ってもらい自己肯定感を向上させていく。
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