健康会計とは

経済産業省が提唱した、企業の健康への取り組みを評価する基準のことである。

労働者の健康増進に関する投資を会計という形で可視化することにより、会社の健康への取り組みが分かるようになる。

提唱されたのが２００８年と比較的近年になってからの登場であることもあってか、まだまだ発展途上の概念であるが、世界で見てもこのような取り組みを行なっているところは少なく、日本ならではの取り組みではないかと言われている。

また、生産性ばかりを気にする経営者にとっても、「費用」と「効果」が可視化されるので非常に分かりやすいというメリットもある。

健康増進に積極的な企業であるということがアピールできれば優秀な労働者も集まり、長期的に見て生産性の向上につながっていく。