気分変調症とは
気分変調症は、慢性のうつ病として説明されることが多い。
うつ病とは、何らかの心理・環境的要因がないにも関わらず、気分の落ち込みが長期間続く「病」であるが、気分変調症はあくまでも「抑うつ気分が長期間続く」状態である。
落ち込みの程度は一般的にうつ病よりは軽いとされている。
また、病的に落ち込むわけではないので、性格の問題とされることが多い病でもある。
思春期であれば「お年頃」や「そういう時期」という言葉で片付けられてしまい、成人になってからは「傷つきやすい」や「陰鬱としている」という言葉で表現されてしまうことも多い。
それゆえ、発見が遅れ長期間つらさを引きずらなければならないという難しさがある病である。
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