家内労働法とは

工賃の最低額、安全及び衛生その他家内労働者に関する必要な事項を定めて、家内労働者の労働条件の向上を図り、もって家内労働者の生活の安定に資することを目的とした法律。

内容としては、家内労働者・委託者の定義、家内労働手帳の制度、最低工賃、安全及び衛生の措置などがあり、主に家内労働者に仕事を委託する委託者の方に、様々な義務を課している。

この法律で定める基準は、あくまでも最低の基準であるため、委託者も家内労働者も、この労働条件を低下させずに、向上させるように努めなければならない。