光トポグラフィー検査とは
身体に害のない近赤外光を用い、脳の血流量の変化を調べる機械を使って検査を行なうことを光トポグラフィー検査という。
日本では2009年からうつ病の鑑別診断として先進医療の承認を受けており、この機器を装着した状態で、いくつかの質問に答えてもらうことで検査が行なわれる。
うつ病患者の場合は、脳の血流量が低下しており、統合失調症患者ではその量が不安定に上下し、双極性障害の患者ではゆったりと低下していくとされている。
しかしながら、まだまだ発展途上の研究分野であり、その診断の正確性においては様々な議論がなされている。
そのような背景もあってか、全国的に導入されている病院が多いとはいえない。
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