プレゼンティーイズムとは
Absenteeismに類似する概念であるが、Absenteeismは労働者に期待されている「出社する」という行為が達成されなくなった状態であるが、Presenteeism(プレゼンティーイズム)とは出社しているのにも関わらず、心身の状態の悪さから生産性がなかなか上がらない状態のことをいう。
うつ病の病前性格として、テレンバッハによるメランコリー親和型性格は、元来生真面目で仕事熱心であることが指摘されている。
つまり、心身の状態が悪いのにもかからず、出社しなければならないと感じ、辛うじて出社するものの生産性が上がらないというプレゼンティーイズムの状態に陥りやすいのである。
また、労働者の性格傾向だけでなく、労働者の健康問題を考えず、生産性だけを上げようとする企業理念の会社もそのリスクは高いだろう。
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