EQ(Emotional Quotient)とは
心の知能指数とも呼ばれており、他人や自分の感情を知覚し、また自分の感情をコントロールするというEI=心の知能を測定するための指標がEQである。
アメリカの心理学者であるピーター・サロベイは心の知能であるEIは、知性に関する概念であると特定する論文を発表した。
つまり、感情を制御する能力は知性の中にあると発表したのである。
フランスの哲学者であるデカルトは心身二元論を唱え、肉体と精神は別々のものであると言及し、感情と知性は別々のものと考えたが、EIの概念によってそれは部分的に否定されたということになる。
歴史的に見ても心の知能という概念の導入は、重要なポジションを占めることになる。
EQはこのEIを相対的な数値として評価したものであり、平均は100、標準偏差は15で調整されている。
このためEQが100であれば、平均的には感情を制御したり、自分や他人の感情を知覚できるということである。
最近、EQテストという手軽な検査がいたるところで見られるが、中には科学的な根拠が無いものも存在する。
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